過眠
・長時間寝ても寝た気がしない
・朝起きれない
・日中の眠気が強い
・いつも疲れた感じがする
注意欠陥
・集中して話が聞けない
・部屋の片付けができない
・気が散りやすく、集中力が続かない
・忘れ物が多い、物をよく失くす
・約束を忘れてしまう
・平行していくつものことができない
・じっとしていると落ち着かない
・金銭管理ができない
多動性
・おしゃべりが止まらない、自分のことばかり喋る
・そわそわする、じっとしていられない
衝動性
・思いついたことをすぐに言動に移す
・衝動買いしてしまう
・気分の浮き沈みが激しい
・我慢できない、キレやすい
・隠し事ができない
2次障害ー脳に非常に負荷がかかるため以下のような2次障害を併発する場合もある
・うつ
・不安障害
・パニック障害
・双極性障害
・強迫性障害
病気と認識されている方も多いですがこれは脳の性格のようなものです。
内臓を含め、全ての人の脳は違う構造を持っています。
そのため、どの脳の部分が発達している、(人と比べて)劣化しているというのが相対的にあるのです。
これは遺伝的な要因もあります。
基本的に生物は(特に哺乳類は)多様な特徴を持った遺伝子を残していくという特徴があります。
私の見立てでは
ADHD傾向がある方は全体の30%ほどはいらっしゃるのではないかと感じています。
それが原因で人によっては小さい頃はコミュニケーションが苦手だったが
(だからこそ)後天的にコミュニケーション能力を身につけた(むしろ大人になってからは優れている)
という心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
しかしこの特徴は単に「ある、ない」ではなくグラデーションのように存在し、
人によってその強い、弱い、というのがあると思います。
またADHDの方は同時に自閉スペクトラル症(ASD)であったり発達性読み書き障害など他の発達障害と合併している方も多いです。
また症状はよく似ているが別の病気ということも稀にあります。
甲状腺機能亢進症、副腎白質ジストロフィーなどです。
・療育ー専門の学習機関などでの学習支援など
・投薬治療ー神経伝達物質を調整する薬など
・環境調整ー叱るのではなく良いところを褒める。本人と一緒に工夫する、など
その方それぞれの特徴を無くし、「普通」にする、のではなく
その方それぞれの特徴、性格は尊重しながら
ストレスなく生きられるように脳の各所や内臓のバランス、(体の中の身体的な)感情の処理プロセスを整えたりします。
特定のトラウマが関係している場合はそれを修復したりもします。
今までの私の経験によると
身体が整ってストレス状態が緩和されると(少し周りとは違うかもしれませんが)その人本来の性格、才能が表に出てきやすくなります。
整体をしてから急に(今まで止まっていた、人より遅れていた)発達し始める、と感じられるご両親もおられるようです。
うつなど心の症状もそうですが身体からアプローチして改善する症例は多岐に渡ります。