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お母さんのテーマは子供に受け継がれる。お母さんが変わればその子供の問題も消える。

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特に小さなお子さんがいるお母さんをセッションしていると思うことだが

お母さんの中に偏った考え方があると、

それをお子さんにも

無意識のうちに、または良かれと思って
その偏った考え方を押し付けていることがよくある。

そして時にはそれが原因で
お子さんが問題を起こす
ことがある。

 



昨日のセッションの中で話を聞いていると
お母さんが
「家ではいいけど保育園ではそんなことしたらダメよ」
ってお子さんに言ってると聞いてピンときた。

「それお子さんだけじゃなくてご自分にもそう言ってませんか?」

その考え方が今の自分の仕事の中での窮屈さを創っていることに気づかれたようだった。

 



そのお母さんのお悩みは
仕事の中で自分のクリエイティビティを発揮できずにいて
そのことで今の仕事が飽きてきた。
お客様に必要とはされているけど歓びがない。


もっと楽しくて楽しくて仕方がない、みたいな仕事がしたい。
結果、何か違う新しいことがしたい。
というお悩みだった。

身体を観させてもらうと
その方の本当は表現したい芸術的な表現が抑圧されていて
身体の中のホルモンの状態がアンバランスになっているようだった。
(その方の場合は脳下垂体と胸腺と甲状腺のアンバランス)

また心臓と肺の間の循環が悪いことで
悲しみの感情がうまく情熱に変換できない状態になっていた。

 



私のセッションでは問題を
身体から変化させることによって
心も自然に元々のその人の性質を生かした状態に戻していく
というアプローチなので
その方の自然治癒力を使って身体が元の健全な状態になるように整体で促した。


身体が変化すると心も自然に変化していくからだ。

 



ただ人には顕在意識と潜在意識があるので
自然の変化を「あえて拒否する」こともできる。

なので身体が変化することによって
心がどう変化するか?
観察しておいてもらうと
スムーズに変化できる
ことが多い。

無意識でいると
それがその人にとって良いものであっても
元の状態に戻そうとしてしまうので。
(これをホメオスタシスと言う)

 



私のセッションで劇的な変化を遂げる方は皆、
ご自分の内観がすごくできている方ばかりだ。

身体を整えていくことで
身体に溜まったストレスが減ってくることで
ご自分の身体や心、エネルギー的なことすら
内観しやすい身体になってくる。

 



変化に時間がかかる人もいれば
すぐに劇的に変化する人もいるのは
この内観力の違いもあると思う。
でもこれは練習すれば鍛えることができる。


そしてこの内観力は
健康だけでなく仕事の効率や
人間関係のコミュニケーション
自分の芸術性の発揮など
人生の多岐にわたる分野に良い影響を与える。

 



なので時々私は瞑想を勧める。
ご自分の変化や状態を観察すること勧める。

私自身も時々瞑想する。
自分を観察する。
その積み重ねがあるから
他の人の身体への観察力、解剖学的観察力もついてきたのだ。

 



瞑想の仕方、観察の仕方はなんでもいいと思う。
自分に合ったやり方でやればいいと思う。
必要ならば
あなたに合った
さらに今のテーマに合った
瞑想、観察の仕方を提案させていただきます。




前述のお母さんには
これは心理療法でエンプティー・チェアと呼ばれる手法だが


「大学生の時に芸術的表現ができていた時の自分」

「今の社会人として枠の中にはまって常識的でなければならないと思っている自分」


この二人で話し合う。
その二人を俯瞰的に観る、
をセッションの中でも誘導し、
セッション後、普段の生活の中でも
この二人の会話をすることで
ご自分の心の変化を観察しておいてね
と宿題を提案しておいた。

自分の中に二人の矛盾した、意見の違う自分がいる、
って感じた時は
このエンプティ・チェアはいいかもしれない。
(自分だけでやるのは難しいと感じる人もいるかもだけど、、、)