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肉体と心のつながり〜トップダウンの関係

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身体の症状は物理的にアプローチするだけで改善されるものもありますが

それだけだとすぐに元に戻ってしまう症状もあります。

これは心身のトップダウン構造を説明するとわかりやすいかもしれません。

建物に例えますと、、

建物の1階、2階、3階、4階とあるとします。

1階で何か問題が起こったとします。これは1階部分を修理すれば直ります。

しかし2階で何か問題が起きてそれの影響で1階にも問題が起こる時があります。

例えば2階の水道が壊れて水が溢れてしまって止まらない、ということが起きました。

するとその水が1階部分の天井からポタポタ漏れてくるのです。

この場合、1階でいくら床に溢れた水を拭いていたとしても上から後からどんどん水が漏れてきてキリがありません。

ですので2階の水道を直し、溢れた水を処理し、その上で1階の溜まった水も拭いたりしなければなりませんよね。。

つまり上の階で起きたことは下の階にも波及する。

さらに上の階の原因を解決しないと下の階の問題は起こり続ける、

ということです。



これ心身で言うと

1階が肉体的身体

2階がエネルギーや感情

3階が思考や信念

4階が意識

みたいな感じになっています。

ある出来事で未消化な感情が生じるとそれが原因で肉体にも影響が及ぼすことがある、

その肉体に出た影響、内臓のダメージや骨、筋肉のずれ、こりなどだけにアプローチしても

根本となった感情的エネルギーが残っている限りまた同じ、もしくは違う影響を及ぼし続ける

ってわけです。

だからその根本となった未消化な感情を処理するために

過去のその感情に向き合う必要があるし、

その感情を生じることになった思考や信念を変える必要もあるかもしれません。

そしてさらにその上の意識も。。

 

今回受けたセミナーのレベル2ではどんな感情、思考、信念の影響で肉体(骨や筋肉、内臓など)に影響を与えているかをみていき、

その両方に同時にアプローチすることで症状の反復なく改善していくテクニックです。

これをエネルギー的に扱っていくので遠隔セッションも可能なわけです。

施術前後でその感情の状態や(身体的に言えばエネルギー的な違和感)

身体のねじれ、痛み、重心のずれ圧痛、リンパの流れなどの変化をみていきます。

これがまた面白いように変化します。

 

 

例を出していきますね。

ある方のセッションで8歳の時の肺に溜まったイライラ、肝臓に溜まった意気消沈をバランスしていくセッションがありました。

人の意識は0歳〜7歳くらいまでで形作られると言います。

その時に本人がどう感じたか?どう捉えたか?によってその人の意識や信念のベースが形作られます。

その時の家族のストレス、お金の問題で好きなもの買ってもらえないことから

自己価値の低さしたり欲しいものがあっても諦めるために自己批判するパターンでした。

そこをセッションでバランスしてもらいました。

セッション前後で身体の感じや可動域など評価すると

身体の左右の歪みや張り、可動域が変化するのがわかりました。



このように身体の状態が心や意識の状態から現れ、

それが変化すると身体も変化してきます。

必要だったらその感情だったり信念を向き合いやすくするような宿題が出したりするのですが

それを通じても自分と向き合い、いろんな気づきが出てきたりします。

これが自然治癒力を使って自然に心身が変化していくのです。

面白いのがそのテーマに関係ある出来事が起こったりすることです。

もしかしたら今まではスルーしていた事柄が拾えるようになっただけかもしれません。

このようにセッション後にすぐに変化が現れる場合もありますが

時間をかけて感情や思考、信念が変化していくこともあります。

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