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トラウマを「ちゃんと」活用すること

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いまいちビジネスに、人生にエネルギーが乗りきってない、


っていう方はもしかしたら

過去のトラウマを「ちゃんと」使えてないことが原因かもしれない。




特に繊細で瞑想好きで争い嫌いなタイプの人は

過去の経験を「なかったことにして」流していることがあるかもしれない。

周りに波風立てないために自分が我慢すれば良い、と。



でもそんな癖が続いていると

自分が一体どんな人間なのか?

何が楽しくて何やってる時が幸せでどう生きたいのか?さえも

無意識のうちに我慢して抑圧して

そこに鈍感になってよくわからない状態になってる人
を時々見かける。

この前、ビジネスヒーリング整体を受けられた方もそんな方だった。



一般的には過去のトラウマ、過去に辛かった思い出は

無くした方が良い、記憶から消し去りたい、って思ってる方が大半なんじゃないかと思う。

基本的にはそうなんだが逆に

過去のトラウマに蓋をして「なかったことにしていて」
(一時的に蓋をするのがベストの場合はあるが)

それで全部解決したように思ってる人は

一番やばいと思う。



トラウマはうまく利用できれば

そういう辛い経験をもうしないように

という大きなエネルギーを創り出す。

例えば昔貧乏でお金に苦労したから

いつか金持ちになってやる!

っていう強烈なエネルギーで成功した人は多い。



そしてそのトラウマはある程度成功することで自然に解消される。

これが自然なプロセスだ。



このトラウマを、あの辛い感情を味わいたくないからといって

 

変な小手先のスキルを使って下手に「なくそう」とすると

例えば「お金なんかなくっても幸せだし」っていう見栄を張った思い込みを刷り込むなどすると

症状がこじれるのである。

待っているものは大抵の場合、のっぺりとした抑うつ状態である。

こうなると人生どこを目指していいかわからなくなって迷子になる。

感情は正しく感じて正しく自然に消化されるべきエネルギーだ。




人によって体質によって

辛さがエネルギーになる人もいれば

怒りや悲しみがエネルギーになる人もいる。

自分の体質を知っていれば

自分だけの感情の取り扱い方がわかってくる。

これって遺伝的な性質も大きいから

親がこの正しい知識、経験を持っていて

正しく子供に伝えられたらいいのだが

特に日本でも戦争世代で感情を抑圧する経験をした人が多かったことから

これが正しく伝わらず、どうしたらいいかわかっていない人も多いと感じる。




でも大丈夫。いろんな人を見てきたが

トレーニングすれば感情をまた正しく扱えるようになる。

練習は必要だけどね。

最初は小さいことから始めよう。



今回セッションした方には

「全国行きたいところ旅の妄想をする」

「(今は見てると悔しくなるような)ライバルを見つける」

「トラウマ、特に悔しいという感情を流さないようにする」


という宿題を出した。

悔しいをエネルギーにするタイプでした。




個別セッションでは必要ならばあなたに合った感情トレーニングの方法ご提案しますよ。